年齢 | 50代 |
障がいの種類 | 内部(人工透析以外) |
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職種 | 総務事務職 | 業種 | 外資系ソフトウェア開発 |
大学を卒業し、20年以上外資系メーカーに勤め、その後 数社転職した後の会社で疾病により、ペースメーカーを埋込み、障害者となりました。
幸運にも、術後は順調に回復し復職した途端、勤務先より雇用形態(正社員→契約社員)等の見直しを求められました。
その勤務先は、中小企業である為、障害への理解は全くなく、再転職をせざるを得ないと決意しました。
しかしながら、過去の転職経験から、年齢・転職回数を考えれば再転職活動の苦戦は必至と思っていました。
そこで、障害者枠での採用を目指し、複数のエージェントに登録し、再転職活動に取り組みました。
サーチコアのコンサルタントの方には親身になって面談をしていただき、障害者としての面接への対応、面接後の企業からのアクションへの対応等 多くのアドバイスをいただきました。
障害の程度、転職のタイミングにより異なるとは思いますが、私の場合、健常者の時と比べて、比較的好条件の複数企業との面接後、短期間で外資系企業への転職に成功しました。
障害者採用の場合、国内資本の大企業は、年齢の若い応募者の事務職での採用を中心に考えているようですが、外資系企業は、年齢にかかわらず、応募者の経歴と実績を重視して採用していただいているように感じました。
転職して1ヶ月になりますが、企業側は、私が障害者採用ということをすべての社員に公にすることなく、健常者と同様に接していただいています。
また、私の仕事に対して、成果を期待していただいていることを強く感じます。
現状私としても、障害による行動への制約は少ない為、企業側の期待値を超える成果を出していきたいと思っています。
ただし、成果を出すことを重視し無理をし過ぎて、体調が悪化することも少し心配しています。
しかし、もしそうなった場合には、それも企業側に相談できると思っています。
最終的には自分と企業の両者にとって、Win Winの関係が作ることができればと思います。
専門分野での高いスキルと豊富な経験をお持ちで、面談を通じてお人柄の面でもお薦めできる方と感じました。
ご本人のお話にもある通り、事務アシスタントで若年層を中心に障がい者雇用を進める企業も多くありますが、一方で専門性の高い人材を相応の待遇で迎える企業も外資系を中心に増えつつある状況です。
今回の成功要因は、ご本人が転職市場におけるご自身の立ち位置を冷静に分析して幅広く動き、かつ柔軟な姿勢で転職活動に取り組まれた点にあると感じています。
障がい者採用では一般採用に比較して母集団が小さいため、専門性の高いポジションのニーズはあってもオープンな求人情報という形ではなかなか出てこないという実態があります。
しかし、適切なサーチを行うことにより潜在的なニーズを掘り起こし、能力と経験を活かせる職務と正当な処遇を提示する企業に出会うことは可能です。
今回はタイミングも良かったため短期間での転職が適いましたが、時には粘り強く時間をかけて取り組む姿勢が必要となるケースもあると思います。
サーチコアでは専門性の高い方の障がい者雇用での転職支援の実績が豊富なため、面談時にポジションサーチの可能性や処遇の相場観といった情報を提供し、求職者の方にとって具体的な選択肢を提示できるのが強みの一つです。
ご本人が文末に記載されているように、入社後は働く方も職場も双方がメリットを享受できる良い関係を築いていただければと願っておりますし、サーチコアとしてその為の助力は惜しみません。
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