| 年齢 | 50代 |
障がいの種類 | 内部(人工透析以外) |
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| 職種 | 事務職 | 業種 | 研究機関 |
求職期間は限られておりましたので、複数のエージェントに登録し、極力多くの求人情報(陳腐化ていないタイムリーなもの)を取るようにアンテナを高く張って就職活動に取り組みました。
再就職活動(特に障害者求人枠での応募)は初めてであり、当初は企業側の障害に対する扱いや待遇面に抵抗と不安がありましたが、サーチコアのコンサルタントとの面談を重ねるうちに、そういった悩みはほぼ払拭されました。
むしろ障害者であったからこそ、相手の面接官も真摯に対応していただけたと思えるようになりました。
障害の程度、仕事内容の違い等々により、一概に断定的なことは言えませんが、私の場合、仮に健常者であれば面接さえもしてくれなさそう会社(ネームバリューの高い一流企業等)も、比較的すんなりと面接までに至るケースが多かったと思います。(無論、内定がとれるかどうかは別問題)
面接時には聞かれた質問は、どの会社も似たり寄ったりで、志望動機、これまでの職歴、入社したら何が出来るかどうか、長所・短所、障害の程度・就業にあたっての配慮等でした。
サーチコアについては複数登録したエージェンシーの中で一番、丁寧で迅速な対応（進捗報告、連絡、相談等）をいただけ、本当に感謝しております。
就職してまだ1ヶ月も経過しておりませんが、私なりに思うには、再就職する際の考慮するべき視点は、多々(給与・福利厚生等の処遇面、通勤・ファシリティ等の職場環境、仕事の難易度・責任・やりがい等のストレス・充実感等)ありますが、一番大切なものは、仕事に対する自分の期待水準と企業側が期待する水準の均衡がほぼ取れていること(=もしくは≒)であり、アンバランス(>もしくは<)状態は好ましくない、アンバランスの度合が大きいと、いづれどちらに(自分と企業)にとっても不幸を招く可能性が大だということです。
企業側は新規業務の必要人員や退職補充埋めるタイミング等、日々人財資源は変化しております。時期によって求める人物像は変化してります。
重要なことは、選考の過程で企業のニーズを良く見極め、自分自身にとってもやりがいの持てる職場なのかということを判断することだと痛感しております。
人生は一度きりですので、皆さんも強い信念を持ち、最後まで諦めずに再就職活動に取り組んでください。
大手一流企業の管理部門において長年にわたり勤務し、しっかりとした実績を上げてこられました。
また経験、実績ともに豊富でありながら、謙虚で柔軟性のある考え方のできる、お人柄の面でも素晴らしい方でした。
障がいの関係から仕事に対する優先順位を見直し、身体的な過負荷を避けながらこれまでの経験やスキルを活かせる職場を希望して転職活動を開始されました。
体験記では当初、障害者求人枠には抵抗と不安があった、と記載されていますが、当社でお話を伺った際には御自身のお気持ちときちんと向き合い整理されていることが理解できました。
そのため、弊社からの情報提供に対してすぐにご理解、ご納得いただけたのだと思います。
また、ご本人が不安を抱えながらも積極的に行動し、必要な情報収集のための労を惜しまなかったことも成功のポイントの一つでした。 慎重に考えることも大事ですが、待っているだけでは良い結果が生まれず、同時に勇気を出して動くことがとても大切なのだとサポートしていてあらためて実感しました。
一般に公開されている障害者枠の求人には仕事内容が単純であったり、雇用条件が一般採用と比較して著しく低いと思われるものが少なくありません。
しかし実際には一般採用と同様のポジションで、障害に対しての配慮を受けながら働ける会社も沢山あります。
そのようなポジションを掴むためには積極的な行動と専門性のあるサポートが有効です。
今回の体験記の文末にあるように、強い信念を持ちあきらめずに活動に取り組むことが良い職場との出会いにつながります。
